2015年の10冊!

今年に限らず、SF多めです。
あまり良いミステリーに当たっていないので、ミステリーを2016年には読みたいです。

  • BG、あるいは死せるカイニス (創元推理文庫)
    石持浅海
    設定に引き込まれました。ちょっと古い生徒たちの名前の感じがいいです。ミステリーとして謎ときをするというよりは、設定を楽しむSFです。また追っかけたい作家さんができました。
  • ぶたぶたカフェ (ぶたぶた15/光文社文庫)
    矢崎存美
    これを読んだときは、とにかく仕事で荒んでいて、読むだけで癒された一冊。もともと読んでみたかったシリーズ。そもそもの設定で、「いやいやいやいや」とツッコミどころ満載なので、このおとぎ話は、すっと胸にはいってくる。
  • 大江戸開府四百年事情
    石川英輔
    歌舞伎で見る江戸と、歴史の授業で習う江戸時代に今まで、なにかこうずれのようなものを感じていたのだが、この本を読んで、金銭感覚や身分が江戸時代ではこうであったのだろうというのが腑におちた。武士の清貧や、庶民が本当に着ていたものや食べていたもの。その意味がようやくわかった。江戸時代はもっと面白いものなんじゃないかなと。ただ一つ言わせていただけるのなら、今から小さな政府を作ることは難しいと思う。
  • 山月記
    中島敦
    読み返してやっぱりいいなあと感じ入った一冊。李微の傲慢さを哀れだと思いながらも、自分だって同じようなものだと思う。
  • POSTMAN!!(3)ミッシング・チェインジリング
    長谷川圭佑
    久々に出ました! やったー!と思った一冊。
    主人公があくまで気配を消しているところが好きだ。時折強引な展開があるけれども、そうしないと楽しくない。
  • 月刊少女野崎くん: 1 (ガンガンコミックスONLINE)
    椿いづみ
    コユキ キミ
    娘のおすすめ。「これ、ぜったい母好きだから」と言われた。くすくす笑いながら読んだ。こういうの楽しい。みんなカップルなのに、全然話が進まない。
  • 新しい宇宙論 失われた時空間の謎―われわれはどこへ行くのかを知る (プレイブックス)
    光瀬龍
    こういうところにSF作家としてのロマンを感じる。。という表現が随所にあって、こういうのがSFのネタだったんだなあと思った。今読めば、古臭いと言われてしまうのだろうか。そう思われるのもなんだか切ないなあと思う。
  • 虐殺器官〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)
    伊藤計劃
    静か。読み進めていてどんなに自分が残酷なシーンを読んでいるかを後で気づかされるような、不思議な感覚。自分の感覚もなくなっていくような気がした。 拷問の前に語り合うところとか、奇妙だなあと思いながらも。読み込んでしまった。 こうやると自殺できるのかなあ、とまじめに考えてしまった。
  • ゆらぐ脳
    池谷裕二
    研究はコミュニケーションとか、研究はやりすぎるくらいでなければ成功しないとか、ささる言葉があちこちに出てくる。実験データを元に神経活動を音楽にしてみた。というくだりには、目が点に。目と耳では処理が得意なことが異なるからって、そこまでするものなのですね。仮説をたてずに目の前の事項を追いかけて、真理を発見する。研究者は大変な職業だとつくづく思います
  • 魂の駆動体
    神林長平
    中盤にがらりと世界がかわる。その感覚が好きだ。猫かわいい。現実のせめぎあう世界より、翼人の世界にあこがれる。それは当たり前のことなのだと、つくづく思う。